キスミーダーリン!

オタクのひとりごとです

夢だったのかもしれない

卒業、解体、脱退、

わたしの応援してきたグループはなにかとそんなことがよくあるグループが多い。わたしが疫病神なだけかもしれないけど。

 

関ジャニ∞のすばるくんの脱退、

絶対に嘘だと、変な自信があったのは、すばるくんがなにかと「関ジャニ∞」にこだわって活動してくれていたからだと思う。ソロ活動をするときには「関ジャニ∞」と書かれたTシャツを着て、"エイトのためなら"と音楽映画の主演をし、「関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」と大声で叫びステージからはけていくような、そんな、誰よりもかっこいい人だった。でも、今年の春に脱退を発表した。

ジャニーズという事務所は、辞める理由を曖昧にしたままにすることが多かったから、珍しく会見を開いて本人と、他のメンバーの言葉がちゃんと聞けた機会はありがたいし、その時にすばるくんの意思がどれほどなのかを知った。納得せざるを得なかった。

脱退した理由なんていま考えたらよく分かってない。でも本人の言葉でどれだけの固い意志があったか、周りのメンバーがどれだけ説得したかなんてわかった、痛いほどに伝わった。最年長ですばるくんの親友の横山くんは最初から泣いていて、最年少の大倉くんは不貞腐れ、すばるくんのことが大好きな亮ちゃんは応援しますって言った、村上くんはずっと落ち着いてたし、丸山くんは動揺してるし、安田くんは怪我で欠席だった。こういうところ全部含めて関ジャニ∞なんだなあ、ちょっと笑えた。

 

関ジャニ∞だけは永遠だろうと、理由もないのに確信を持っていた。でも、アイドルに永遠などないのだと知った。

 

 

ジャニーズJr.に、Love-tuneというグループがある。わたしはLove-tuneのメンバーの長妻くんのファンである。自担はだれですか?と聞かれたら真っ先に長妻くんの名前が上がる、そのくらい大好きで、とてもかっこいいしかわいい。特にLove-tuneでの長妻くんは最年少でそれはそれはのびのびと自由に、お兄ちゃんたちに適度に甘やかされながら活動している。愛おしい。この7人が全員好きで愛おしくてたまらない。

 

デビュー組はなにかしらの公式アナウンスがあることが多いけど、ジャニーズJr.に至っては知らないうちにいなくなっている。告知もない、もちろん卒業コンサートなんてものはない。ホームページから名前が消えている、ジャニーズショップの写真がなくなっている、雑誌に名前がない、テレビに出ない、そんなところから退所の噂が出たりする。実際に噂が出てもしれっとデビュー組のバックについて踊っていて、「あれ、辞めてないじゃん」なんてよくある。

多くの辞めてしまったジュニアは、上に挙げたようなことが割と一気に起こる事が多かったように思う。

 

 わたしがLove-tuneを好きになったのが去年の春、担当歴は短いものの、好きになってからの一年でわたしの人生は大きく変わった。大袈裟かもしれないが、フットワークは確実に軽くなったし、お友達もたくさん増えた、Jr.目当てでライブに行くことなんてなかったし、おかげでたくさんのデビュー組のライブに行けて、すごく楽しい。

特に、Love-tuneZepp Diver Cityで単独ライブをやったことは、忘れられない。今日からちょうど1年前、2017年10月20日。運良くオーラスに行く事ができて、初めて単独でLove-tuneのライブを見た。すごかった。すごいしか言葉が出なかった。打点の高いペンライトの海、キラキラの衣装で登場したかと思いきや全員ペンライトを置いてライブハウスでクラップする光景はジャニーズではなくバンドのライブに来ているようだった。この人たちについていきたいって、心から思った。楽しかった。たくさん泣いた。素敵だなあと思った。

 

今年の3月、ジャニーズJr.がYouTubeをやります、という発表。もちろんLove-tuneもやるものだと思っていたけど、"Love-tuneは興味を示しませんでした"の一言で片付けられたまま、YouTubeの企画はどんどん進んだ。みんなが毎日20時に各グループのYouTubeが上がることを楽しみにしている中、わたしはずっと複雑だった。そのあたりから、なんだかLove-tuneの良くない噂がちらほらと聞こえるようになって、怖くて、モヤモヤして、少しLove-tuneを信じる事ができなくなった自分が嫌になった。

 

その約1ヶ月後、ジャニーズJr.祭りのLove-tune単独公演。

結局モヤモヤしたまま迎えたけど、Love-tuneはそんな不安なんて微塵も思わせないようなパフォーマンスで、キラキラのアイドルで、やっぱり大好きなんだと、このグループが大好きだと改めて噛み締めて、最初から泣いてたけど、夢って最高だよなって教えてくれて。

 

そこから、じわじわと、まずは少クラの出番がなくなり、雑誌のページが削られ、ライブも出なくなり、雑誌からもグループ名が消えて、出る人と出ない人が分かれて、ついには本人がグループ名まで言えないような、そんなことになってしまった。

Love-tuneのメンバーの安井くんが毎週土曜日にやっているらじらー、Love-tuneの「CALL」という曲が安井くん主演、美勇人くん出演の映画で流れるという報告をした。うれしい、ほんとうにうれしい、涙が出るほどうれしい。Love-tuneの初めてのオリジナル曲がスクリーンで流れるなんて、うれしい。はずだったけど、らじらーではまるでLove-tuneという言葉が言えないような呪いにかけられたように、安井くんは言葉を詰まらせながらそのことをお話ししていた。安井くんはとっても頭が良い。MCもバンバン喋れて、しっかり者で、常にLove-tuneの看板を背負ってくれるような人だから、Love-tuneのことで急に言葉を詰まらせている安井くんをはじめてみた。つらい。くやしい。とてもうれしいはずの報告なのに悔しくて辛くて泣いていた。

 

なにがどうなっているのか、わたしだってわたしの周りの子たちだってわからない。良くわからない中でもわたしがLove-tuneのことを大好きなのは、どこかでLove-tuneを信じているからだと思う。新しいコンテンツが更新されなくたって長妻くんに、Love-tuneにキャーキャーできるのは、一年前にこの人たちについて行くと決めた時から、ちょっと信じる事ができない時もあったけど、この人たちについていけば絶対に幸せにしてくれると思ってずっと待っているから。

アイドルに永遠などないと、痛いほど学んで、他のグループのファンの方とかは、バカだなあとか、惨めだなあとか、懐古しすぎだよ現実見ろ、って、そんなこと思ってる人たくさんいるかもしれないけど、バカでも惨めでも、永遠じゃなくても、この人たちが、この7人が、Love-tuneが大好きなんだからしょうがない。 

 

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